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AcrossVT Developer

AcrossVT Developer

納期・品質・コスト問題の同時解決

開発で起こる納期・品質・コスト問題をAcrossVT Developerでどのように解決するか、従来の方法と比較して説明します。
      ・  従来の開発方法による納期・コスト・品質問題の解決方法
      ・  AcrossVT Developerによる納期・コスト・品質問題の解決方法
      ・  AcrossVT Developer 導入効果の例

組込ソフトウェア開発における過酷な要求

製品のライフサイクルはますます短命化していますが、短納期対応と品質向上に対して従来のようには工数投入ができなくなってきています。これに反してソフトウェア規模は増加し開発に必要な工数は増えるばかりです。
過酷な要求

従来の開発方法では納期・コスト・品質問題の同時解決には限界

組込ソフトウェアの設計・製造部分では常に遅延と変更に悩まされています。これに対して、検査日程は決まっているため、工程を圧迫された分、これまで工数を投入するか製造段階の検査・デバッグを省力化することで納期対応してきました。しかし、これらの方法では納期、コストおよび品質の問題を同時に解決することには限界があります。
工数を投入した場合
工数を投入すると納期および品質の問題は解決するかもしれませんが、 コストが掛かりすぎるため、採算が合わずに最悪赤字というケースが発生してしまいます。
従来の方法での開発
検査・デバッグを省力化した場合
十分な検査ができないため、手戻りのリスクが高くなってしまいます。手戻りが発生してしまうと、 修正工数が膨大に掛かるため、最悪納期に遅れる可能性があります。
従来の方法での開発

AcrossVT Developerで納期・コスト・品質問題を同時解決!

AcrossVT Developerは、納期・コスト・品質問題を同時解決することが可能です。AcrossVT Developerでは、
ソフトはソフトで開発を
という考えのもと開発の効率化および、検査の効率化を実現します。 それでは、どのようにAcrossVT Developerを使って効率化を行うのか、代表的な例を挙げて説明します。
「ハード待ち」に関して
「ハード待ち」に関して、ハード設計の遅延および、支給されるハードが少なくデバッグの順番待ちというケースがあり、 いずれも開発効率の悪化につながります。AcrossVT Developerでは仮想環境上で開発やデバッグを行えるため、 ハードの遅延やデバッグ用ハードの待ち時間を排除できます。
従来の開発
従来の方法での開発
AcrossVT Developerでは
AcrossVT Developerでの開発
「開発環境整備」に関して
従来の開発方法はハードに依存しており、ハードがなければ開発はできません。 しかしながら、ハードは大変高価なため、コスト面で一人一台の開発環境を整えることは非常に困難です。 十分な開発環境が整備できないということは、開発効率を悪化させる原因となります。 AcrossVT Developerは低価格化を実現しているため、PCさえあれば一人に一台の開発環境を可能にし、 開発効率の向上およびコスト面でも大きな力を発揮します。
従来の開発
従来の方法での開発
AcrossVT Developerでは
AcrossVT Developerでの開発
「障害の切り分け」に関して
「障害の切り分け」に関して、不具合を発見した際、従来の方法ではハードとソフトどちらの不具合なのか容易に判別することができず、 切り分けを行うだけで膨大な時間がかかってしまいます。AcrossVT Developerでは、仮想環境上で開発を行うため お客様が意図的にハードの不具合を発生させない限り、ハードの不具合は一切ありません。 つまり、不具合が発生した際、ソフトの不具合だと容易に判断することができます。
従来の開発
従来の方法での開発
AcrossVT Developerでは
AcrossVT Developerでの開発
「検査」に関して
「検査」に関して、従来の方法では全ての組み合わせを手作業で操作しなければならず、これでは時間的ロスや人的なバラツキ、 検査の抜けなど様々な問題が発生してしまいます。AcrossVT Developerでは、検査シナリオをマクロ化し自動化することで、 検査にかかるコストや時間を削減でき、人的なばらつきなどを無くすことで、品質を向上させることができます。
従来の開発
従来の方法での開発
AcrossVT Developerでは
AcrossVT Developerでの開発

AcrossVT Developer 導入効果の例

AcrossVT Developerは前述したような様々な問題を解決することで、30%の開発費用削減に成功しています。 下記グラフに示すように、初期投資に関しては、導入前後でハードのコストは同じですが、 導入後の場合AcrossVT Developerを導入した分だけ増加しています。これは、仮想環境で開発したとしても最終的にはハードで検査する必要があるため、 初期投資は"ハード+AcrossVT Developer"となります。初期投資は増加しますが、開発工数では50%という大幅な削減を実現し、 最終的な開発費用は30%の削減を実現しています。
導入効果